幅広い分野で活躍しているエコー
このサイトではポータブルエコーの役割りや活躍している場所、価格など幅広い内容を紹介していきます。
エコーは超音波を利用して体表から観察できない臓器や内蔵の動きを映像化して見ることができる診断装置です。
病院では様々な診療科で使用されており、内科では臓器の動きを見たり、産科では胎児の様子を観察することに使用されます。
エコーの活躍する場面は徐々に広がりを見せており、整形外科やリハビリテーションの分野でも広く活躍しています。
医療機器としてのポータブルエコーの役割とは?通常のエコーとの違い
通常のエコーは医療機器として病院の検査室などに設置されていますが、ポータブルエコーは小型、軽量化されており、どこにでも簡単に持ち運ぶことができる特徴があります。
通常のエコーは患者様の体の状態をできるだけ詳しく検査し、正確な診断を下す役割があるため、たくさんの機能や高い性能が求められます。
一方、ポータブルエコーは小型、軽量であり、機能や性能は必要最小限に絞ってあります。
ですが、持ち運びができる特性から場所を選ばず画像を使った診察することが役割です。
病院に来ることができない患者様の自宅などで使用することができるため、病気の経過観察から早期発見まで幅広く活躍することができる上に、医療者の病状説明に説得力を与え、患者様本人や家族に安心を与える役割も担います。
ポータブルエコーの保険点数を教えて下さい。
ポータブルエコーとは、超音波画像診断装置の携帯型の事であり、従来の備付型に付き物であった有線接続である事による制限が大きく減っています。
あるいは事故現場等で急遽その場でエコー診断が欲しい様な状況だったり、往診等の時に持ち歩くという面でもポータブルエコーはとても利便性が高いです。
有線接続ではない分、何かの拍子にコードが引っこ抜けてしまうといった事も無いですし、エコー機材の命とも言える再現性と正確性、汎用性の高さにおいても決して無線機型に劣る物ではありません。
そんなポータブルエコーの保険点数ですが、携帯型か否かに関わらず撮影法によって違います。
まずAモード法で撮影を行った場合は150点、断層撮影法(心臓超音波検査を除く)を訪問診療時に行った場合は400点です。
ただ、訪問診療時に行った場合は、月1回に限り算定するという事が留意事項となります。
これ以外の状況でやったとして胸腹部は530点、下肢血管450点、それ以外の場所は350点という計算になると思って下さい。
他にも多くのシチュエーション毎で、差別化が図られていますが、ポータブルか否かというよりは超音波検査全般という事で調べていくと、より詳細なデーターを見つける事が出来ます。
ポータブルエコーのメリットはスムーズに検査が出来ること
ポータブルエコーのメリットは検査がスムーズに行えることで、これまで診察の結果は口頭がメインで説明されていて病棟だと患者へ良くなりましたと簡単に伝えていました。
しかし、ポータブルエコーだと患者のお腹へエコーを当てながら、詳しい説明が行えて患者の納得感や満足感も高まります。
大体の人はお腹の超音波の検査だと、大きな機械を使って専用の部屋で行うと思ってますが、ポータブルだとその小ささに驚いて丁寧に診察をするといった印象もあり、お礼を言う人もいます。満足度も高いので医師や医療関係者の信頼にも寄贈しているようです。
スクリーニング検査では時間がかかりますが、ポケットエコーで行うPOC検査だと短時間で気軽に行えてお手軽で患者自身も身構える必要がありません。
病棟で使うとには、装置の移動から解放されて短時間で起動できるものが多いので様々な場所へ携帯出来ます。ワイヤレスだとバッテリーの持ちが気になりますが、これも機器によって違いバッテリーが十分に持続するタイプもあります。
プローブだと消化器領域で一般的に多く使用されているのは、見る時はコンベックスで、穿刺系などの処置する時はマイクロコンベックスが選ばれてます。
ポータブルエコーのデメリットは解像度が悪いこと
ポータブルエコーとは持ち運びが出来るのが大きな魅力ですが、デメリットもあります。解像度が悪いこと・近い距離(3m未満)でしか使えないことです。
設置型エコーは解像度が良いですが使うまでのアクセスは悪いです。エコー検査は超音波を体に当ててその跳ね返り具合を解析して映像として表します。
超音波は人の耳には聞こえないくらいの高い音で、音のような振動を患者さんの体に当てて行い、人に耳に聞こえる音は気体・液体の中でも伝わりますが検査で行う周波数のエコーだと、気体や固体の中では伝わりにくいという性質があります。
ポータブルエコーだけでなく設置型でも、検査に適さない苦手な臓器があって、患者の状態により上手く画像が見えないことがあります。
例えば皮下脂肪量が多い人や、胃の内部へ空気が多く存在するときは画像が見えづらいです。患者の要因で見えにくい場合があり、CT検査のように全ての患者で、全ての臓器が撮影出来るわけではないです。
観察しやすいもの・しづらいものがあり、皮下脂肪・胃や腸の中の空気は、観察を難しくする主な要因です。
レンタルのポータブルエコーを利用するメリット
医療現場で超音波装置ことエコーはしばしば活躍します。大きな超音波装置は描出のクオリティや深度も優れていますが、如何せん高価でありまた移動させるのが大変だったりとデメリットもあり、病院によっては装備されていない現場もあります。
しかし緊急の気管切開時の気管の同定や、点滴ルート確保でどうしても血管が見えなかったり動脈が細かったりといった際に、エコーが欲しいと思う場面は訪れます。ホームの医療現場ならまだしも、バイト先などでそんなピンチに陥った時にエコーは渇望されます。
そんな時に助けとなるのがポータブルエコーです。小型のためバイト先に持ち込めたり、素早い出動に使えるのが利点のアイテムです。描出は据え置き型に比べれば劣りますが、持ち回りのしやすさで軍配が上がります。
短期で突発的な利用ならば購入するよりはレンタルした方が経済的であり、プローベの種類もその都度選択できるので、状況が予測できるなら細やかな場面対応が可能です。
設備に不安のあるたまにしか行かないバイト先にポータブルエコーを持参するのは、自身の保険となるでしょう。
ポータブルエコーを導入するメリットについて
質の高い診断を行えるエコー診断ですが、問題は装置が大きいため診断するためには病院に行く必要があるという問題点があります。そんな問題点を解決できる機器として登場したのが、ポータブルエコーです。
ポータブルエコーとは、文字通り持ち運びすることのできる小型サイズのエコーになります。導入することによって、往診や在宅医療を受けている患者でも、エコー診断ができるようになるというメリットが得られるようになっています。
近年では新型コロナウイルスが流行することで、患者が隔離されるというケースも増えています。そのためこれまでと同じ診療が難しくなってきていていますが、ポータブルエコーを活用すれば患者を隔離したまま検査することができます。
また、価格も低下していて小型サイズなことから、エコーを導入することが難しいという小さなクリニックでも使えるというのも嬉しいポイントです。
価格は安くなっているだけではなく、機能は向上していてワイヤレスで操作しやすく、スマートフォンやタブレットなどで画像をチェックできるのも便利な点と言えます。
ポータブルエコーの安全性は年々上昇しています
ポータブルエコーとはポケットサイズの超音波を使ったエコー診断装置で、従来の大型エコーは医師や放射線技師や臨床検査技師などが活用していましたが、小型化したことで看護師や助産師も使用するようになりニーズが広がっています。
CT検査のような精密さにはかないませんが、救急室での使用や救命救急の現場で患者にポータブルエコーを全身に当て、その場で体内をくまなく評価できるためよりスピーディーな救命ができるようになりました。
大型エコーのようなきれいな画像の描出は期待できずその面では安全性に劣りますが、その分聴診を超音波検査で補完する感覚で使用でき、安全性も年々上昇してます。
ポータブルエコーの小型さを活かしてポイントを絞ってエコーを当てれば、問診や聴診や触診では掴めない情報を得ることも可能です。
USB接続で画像を取り込んでWi-Fi環境下で画像を送り、病院に待機する医師にいちはやく患者の状態を伝えることもできます。
ポータブルエコーの価格
◎2022/9/22
情報を更新しました。
>ポータブルエコーのメリットはスムーズに検査が出来ること
>ポータブルエコーのデメリットは解像度が悪いこと
>レンタルのポータブルエコーを利用するメリット
>ポータブルエコーを導入するメリットについて
>ポータブルエコーの安全性は年々上昇しています
◎2021/8/16
ポータブルエコーとは のページを公開しました
◎2021/6/22
ポータブルエコーの価格 のページを公開しました
◎2021/5/31
サイト公開しました